銅管溶接(水道管と冷媒管の溶接の違い)
2014年08月08日
おはようございます!
大野城市は台風11号接近のためどんより曇っています。
きょうは工事の違いに関することを書きたいと思います。
昨日、水道屋さんからの依頼で現場調査に行ったんですが、
『エアコン(天井カセット型)の移設は施工しておいたので残りの配管の延長をしてください』と話を聞いていたので、
工事個所を見てみるといつも空調工事で使う冷媒管とは違う色をした冷媒管が見えました。
一部灰色の配管が見えるところです。
水道屋さんに聞くとエコキュートを施工するときや水道工事で使用する同配管らしーです。
なんとなく心配になったので『配管延長は溶接したのですか?』と尋ねると、『トーチランプであぶってはんだ付けしておいた』というのでびっくり!!
水道(給湯)の水圧は0,1Mpa~0,3Mpaなのですが空調の管内圧力(R410)は4,15Mpaです。
ですので、空調工事での溶接には<りん銅ろう>を使います。はんだのように溶けづらくまわりずらく溶接がむずかしいです。
強度も全然違うのでガス漏れは起こしません。
水道屋さんに話すと『はんだと変わらないでしょ?』と簡単に言われたのでりん銅ろうをわたしてきました。
結局できなかったらしく、全部つなぎなおしに、、、、。
工事の違いで作業工程、作業種類も違います。似ているからといってしてしまうと、後で痛い目をみますので気をつけましょう!!